ご挨拶

慶應技術士会会長 石井正則
1962年理工学部機械科卒

 

この度、縁があって花谷前会長の後を引き継ぐことになりました石井正則です。どうぞよろしくお願いします。

慶應技術士会は2009年設立以来7年が経過し、会員数は約160名と倍増しました。学校側のご理解、ご支援のもとに進めているJABEE選考学生との対話会や授業での講師受託などの事業のほか、サイエンス・アゴラへの出展などの事業も定着してきました。

花谷前会長のご指導と会員の皆様のご尽力のたまものと感謝申し上げます。


私は1962年機械科を卒業、石川島播磨重工業株式会社(現IHI)に入社しました。在職中はもっぱら原子力の技術部門を担当しました。退職後は現役の技術士としてのプレーとともに、厳しい状況のなかで原子力OBとして原子力エネルギーの理解促進活動にも取り組んでおり、これを私のライフワークとしております。

私が技術者としてスタートした1960年代は、活発な海外からの技術導入とこれを踏まえた技術革新の時代で、自主技術開発が脚光をあびました。原子力や宇宙開発という大型プロジェクトがスタートした時代でした。その後の日本の科学技術は世界の最先端をキャッチアップ、強固な産業基盤を構築するに至りました。近年はライフサイエンスや情報通信、環境技術が注目されるようになりましたが、材料技術やエネルギー、社会基盤を支える技術の革新も期待されています。

これまでこれらの技術革新を支えてきたのは、技術士を頂点とする日本の技術陣です。これから技術が一層高度化するなかにあって、技術士の役割はますます重要になっています。

当会の目的の一つである慶應義塾との連携として行っている学生向けの活動は、次の世代に向けた技術者育成に役立つ意義深いものです。

また、もう一つの目的である会員相互の啓発と親睦も、新しい分野、異分野の技術に触れることにより、自己を研鑽するインセンティブになります。総会などに際して行う話題提供の場は、こういった面で皆様のお役に立つものと期待しています。

引き続き皆様と一緒に技術士活動を盛り立てていきたいと思いますので、ご支援、ご協力をお願いします。


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